エン二ョ・カパサ(Ennio Capasa)
生年月日 | 1960年生まれ |
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出身地 | イタリア |
出身校 | ミラノ美術大学 |
初期キャリア
イタリア出身の男性デザイナー。
口ひげが似合うハンサムな外見の持ち主。
ミラノの美術学校を卒業したのち、しばらく中央アジア(インド)、
東南アジア(タイ)、極東(日本や中国)を放浪する生活をおくった。
そして、1983年からは3年間に渡って山本耀司氏のパリコレブランド
「ヨウジヤマモト」のスタッフとして修業を積む。
1986年にコスチュームナショナルを創設
ヨウジヤマモトでの下積み生活を経て1986年に独立し、
「コスチューム・ナショナル(CosTUME NATIONAL)」
というブランドを設立。
なお、2歳年上の兄のカルロ・カパサは創設から経営面で弟を支えてきた。
翌1987年には母国・イタリアで開催されるミラノコレクションにデビュー。
1989年からは師匠である山本耀司も活躍してきた
パリコレクションへと発表の場を移転し、パリコレのトップデザイナーとして長く活躍。
その後、メンズの発表の場をミラノに移し、
メンズ部門に関しては2010年代半ばまでミラノコレクションで発表。
レディースに関しては2013年頃までパリコレに参加していたが
2014年頃にミラノへと発表の場を移転した。
2016年に日本企業へブランドを売却して自身のブランドから離脱
2010年代半ばまでミラノコレクションを代表する
デザイナーの一人として活躍してきたデザイナーのエン二ョ氏ながら
2016年にはシークエッジインベストメントという日本の投資会社へとブランドを売却し、自分達が創設したブランドから離脱。
その後、公認デザイナーには
- メンズ=有働幸司(FACTOTUM)
- レディース=江角泰俊(EZUMI)
という2人の日本人デザイナーが抜擢され、ブランドは継続。
(2020年に2人は契約満了をもって退任し、デザインチーム制へと移行した)
ちなみにブランド売却後はパリコレ・ミラコレ不参加が続く。
なお、兄のカルロ氏は2015年からミラノコレクションを主催する
イタリア・ファッション協会
Camera Nazionale della Moda Italiana(CNMI)
の新会長として活躍。
ミラノコレクション/インタビュー映像
2014-15AWミラノコレクション舞台裏でのデザイナーインタビュー
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